江ノ島の観光といえば、必ずと言っていいほど「江島神社」にも足を運ばれる方が多いのではないでしょうか。
金運や芸能運から、結婚などの恋愛成就まで、さまざまなジャンルで幅広く運気が上がると人気の江島神社にはたくさんのパワースポットが存在します。
江島神社は、スピリチュアル神社と呼ばれたりしていますよね。
私も江ノ島に遊びに行った時は必ず行きますし、良い気がいただけるように感じます。
この記事では、江島神社がなぜスピリチュアル神社と呼ばれているのかや、江島神社の見どころをご紹介していきます。
江島神社へお出かけをお考えの方は是非参考になさってくださいね。
江ノ島神社がスピリチュアル神社と言われる理由
江ノ島には「江島神社」という神社があります。
まず、スピリチュアル神社という名前の実在する神社ではなく、パワースポットとして有名な神社や運気が爆上がりすると噂のある神社をそう呼んでいる方たちがいらっしゃるという事のようです。
江ノ島はパワースポットとして、YouTubeやネットなどでも紹介されていますので、そのように呼ばれることもあるようですね。
江島神社には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、須佐之男命(すさのおのみこと)と誓約をしたときに誕生した三姉妹の女神様が奉られています。
金運や勝負運、恋愛成就の神様の他にも、龍神様や不動明王などたくさんのご利益を持つ神様が江島神社にいらっしゃるのです。
たくさんのご利益と神様が祀られているため、江ノ島そのものがパワースポットともいわれます。
江ノ島自体が、神様に守られたいい気をまとっている。だから、訪れた人は不思議と気持ちが明るくなったり、また来たいなと思う人が多いのではないかと思います。
そんなこともあり、スピリチュアル神社と言われるのかもしれませんね。
縁切り・縁結びで有名
江島神社と聞くと恋愛成就や縁結び、といった恋愛運をアップさせるご利益を一番に思い浮かべますが、実は「縁切り」神社でもあるというのをご存知でしょうか。
特に江島神社の最奥に位置する、奥津宮・龍宮・岩屋のエリアは、縁切りの強力なパワースポットとして有名です。
縁切りと聞くと悪いイメージを持ちますが、決してそうではありません。恋愛や人間関係の縁だけではなく、体の不調との縁を断ち切る祈願も含まれています。
先に悪い縁を断ち切らなければ、そのさき良い縁とは巡りあえないという考え方です。
江島神社の見どころ
冒頭でもお伝えした通り、江島神社はその宮ごとによってご利益やスピリチュアルなスポットが異なります。
その社殿や宮ごとのパワースポットと、押さえておきたい見どころをご紹介しますね。
瑞心門
朱色の鳥居を潜り一番最初に見えるのが、浦島太郎に出てくる竜宮城をモチーフにした門で、「瑞心門(ずいしんもん)」といいます。
参拝で来られたお客さんたちが、瑞々(みずみず)しい心でお参りができるように、と名付けられたそうですよ。
壁の両側に描かれた唐獅子の絵画は、奉られた神様や参拝者に災いが降りかからないように、という意味が込められています。これは見逃せませんね！
また、その瑞心門の奥には「弁財天 童子石像」が大きく建てられています。思わず立ち止まってしまうほどの魅力で、すごく心が清らかな気持ちになりますよ。
辺津宮
辺津宮は三姉妹の女神の次女、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)のお宮です。
社殿を出て少し右側へ進んだところにあるのが「むすびの樹」です。
幹はふたつで、根がひとつになった「むすびの樹」は辺津宮のご神木で、この大銀杏のようにひとつに結ばれますようにと願う人々が信仰を集めています。
願掛けに使われているのは恋結び縁結びの「むすび絵馬」で、ハートの絵柄と目立つピンク色は良縁を成就させてくれそうですよね。
もうすでにパートナーがいるから…とか、相手がいないからまだいいや…といい、むすびの樹を素通りしてしまう方はちょっとまってください。
今はまだ相手がいない方も、これから良い縁がありますようにと自分の名前を絵馬に書いて、さらに恋愛成就のパワーをもらってもいいかもしれませんよ。
中津宮
中津宮は三姉妹の女神の三女、市寸島比賣命（いちぎしまひめのみこと）のお宮です。
キレイになりたい女子は必見！「中津宮」は美人祈願ができる宮として人気で、よくばり美人守りという、キレイになりたい方用のお守りがあります。
美白・美肌・美形…など、お守りの種類はいくつかあって、デザインも可愛らしく、その絵柄も少しづつ違うのでついつい悩んでしまいますよ。
お守りだけではなく、美人を祈願するための「美人絵馬」もあり、弁天様の羽衣をイメージした絵馬掛所に掛けるとご利益アップですね。
そして中津宮には、少し変わったおみくじがあるのをご存じでしょうか？その名も「開運水みくじ」。
おみくじ箱から引いて開くと、最初は何も書いておらず白紙の状態なんですが、中津宮の近くにある「水琴窟(すいきんくつ)」の水に浸すと…なんと文字が浮かびあがってくるのです！
珍しくてちょっと気になりますよね。水に浸して浮かびあがる水みくじ、面白そうですよね。
奥津宮
奥津宮には三姉妹の長女である海を守る神様、多紀理比賣命（たぎりひめのみこと）がまつられていて、岩屋に一番近いことから「本宮」とも呼ばれています。
奥津宮に向かって左の灯篭には、日本昔話に登場する亀に乗った浦島太郎が、右側にはその物語で竜宮城に住んでいるといわれている乙姫が掘り出されています。
そして、社殿の天井に描かれているのは「八方睨みの亀」で、どの位置から見ても睨まれているように見えるそうですよ。なんとも不思議な絵画ですね。
この絵画は江戸時代の画家が書いた作品で、亀は古くから老長寿の象徴としてめでたいものとされていたため、神様に使えていたからだそうです。
直接絵画に触れることはできませんが、絵画の迫力に、その場に立っているだけで身が引き締まり壮大なパワーを感じられるのではないでしょうか。
社殿を出て少し右側へ進んだところにありますので是非見てみてくださいね。
龍宮
恋愛運や仕事運、金運などさまざな運気を高める江島神社ですが、中でもここ「龍宮」は、非常に強い気が流れる「岩屋」の真上に位置するため最強のパワースポットになります。
見下ろすような龍の像がまさに神秘的ですよ。
少し先にある恋人の丘には「龍恋(りゅうれん)の鐘」という、江ノ島で受け継がれる民話の「天女と五頭龍」の恋物語にちなんで造られた縁結びのパワースポットがあります。
その鐘を鳴らすと永遠の愛が約束されると言われているそうです。江島神社に行かれる方は必ず行っておきたい場所の一つですね。
そして龍宮の裏側がもっとも神様に近く、多くの福を呼び込むのだとか…。龍宮の後ろにある祠にも、しっかりお参りをしましょう。
江島神社に行ってみて思ったこと
江島神社に行ってみて思ったことは、とにかく気持ちが良いということです。
今までに10回以上は行っていますが、海に囲まれているので開放的な気分というか、とにかく気持ちがいいんですよね。
週末に行くと混んでいることが多いですが、身動きが取れないと言うほどではありません。ただ、御朱印所や山頂付近の売店などが並んでいます。
特に山頂付近で売っているタコせんべいは行列が長く、私も30分程度並んだ経験があります。自分の顔よりも大きなおせんべいは、焼きたてでとてもおいしいですよ。
しらすが旬の時期に行った時は、生しらす丼などを食べるのに行列ができています。
江島神社のある江ノ島はグルメスポットでもあるので、神社にパワーをもらいに行くと同時に、グルメスポットとでおいしいものを食べてパワーチャージができる場所なんですよね。
駐車場は島内にもたくさんあるのですが、ゴールデンウィークやお盆などの繁忙期は満車になってしまいますし周辺道路が混雑します。
私もそれを懸念して電車で行きました。
最寄りの駅は3つありますが、どこからもそれほど遠くは無いので、電車でも問題ないのであれば電車がオススメかなと感じます（平日に行った時は、車も問題なく停められました）。
まとめ
様々な恋愛成就のパワースポットが集まる江島神社。
また江島神社の敷地内で神様の役割を担っているとされる動物の猫を見つけることができると、運気がさらにアップするといわれているそうですよ。
この記事をまとめますと
- 江ノ島は島自体がパワースポット
- 三姉妹の神様が祀られている
- 御利益はたくさんある
- 江ノ島はグルメスポットでもある
まさに島全体がパワースポット、そしてスピリチュアル神社と呼ばれる理由がよくわかりますね。
そんなパワースポットがたくさん集まった江島神社へ、スピリチュアルな気分を味わいに行ってみても楽しいですよ。
江ノ島神社と一緒に江ノ島水族館にも立ち寄ってみませんか？一回りする所要時間についてまとめました。
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