飛行機の遅延欠航の補償金額がすごかった!【国際線ヨーロッパ・EU261】

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今回のヨーロッパ旅行では飛行機の遅延・欠航トラブルに見舞われた私が驚いた、補償額について解説します。

私のヨーロッパ旅行での飛行機で遅延の際の体験記になります。

ヨーロッパ旅行の時は99%飛行機で行きますよね?ですので、遅延のトラブルに見舞われた方は結構な人数いらっしゃると思われます。

ヨーロッパへは日本からの直行便は多くなく、行く国によっては乗り継ぎが必要ということも珍しくありません。

主要なヨーロッパの空港は大変混雑しており、空港上空で旋回し、なかなか着陸できないということも多々あるようです。

ヨーロッパ便で遅延や欠航してしまい、補償のことがわからなくて、同じような体験をした人を探している方の参考になればと思います。

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ヨーロッパ旅行の帰国便が遅延した!!

まず、私が遅延した経緯から書いていきます。

ヨーロッパ旅行最終日、最後に滞在したベルギーの首都ブリュッセルからブリティッシュエアウェイズの乗継便で東京へ帰国するためブリュッセル国際空港へ。

宿泊していたホテルからはタクシーで空港へ向かいました。

無事に出国手続きを終え飛行機に搭乗しましたが、飛行機は出発せず待機のまま。

結局、1時間半程度遅れて出発しました。

ヒースロー空港で、ブリティッシュエアウェイズの羽田行きに搭乗の予定でした。

飛行機は出発していませんでしたがゲートはすでにクローズしており、空港職員に聞いたところ「もうクローズしたからあっちへ行け!」と、近くのカウンターを指差ししました。

カウンターで「ブリュッセルからの飛行機が遅れて、乗るはずだった羽田行がクローズしていました」と説明してチケットを見せると振替便を指定され、新たに航空券が発行されました。

一旦、預けた荷物を手荷物受取所(Baggage reclaim)で受け取り、出国手続きをしました。

ヒースロー空港は大きな空港のためターミナルが5つあり、ブリティッシュエアウェイズの発着のターミナル5から、振り返られたANAの発着のターミナル2へ電車で移動。

ターミナル2のANAカウンターで座席を指定し、出国手続きをします。

乗る予定の飛行機:ブリティッシュエアウェイズ BA6便 ロンドン時間13時10分発

実際に乗った飛行機:ANA NH212便 ロンドン時間19時発

振り返られた飛行機は約6時間後の飛行機だったため、当然羽田到着も6時間遅れとなりました。

この「6時間遅れ」が重要となります。

6時間遅れではあったものの当日中の到着であったこと、日本の航空会社に振り替えてもらえたこと、座席も家族と隣同士であったことなど、「ちょっと疲れたね」くらいのダメージで済んだのは幸いでした。

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帰国後に遅延による補償を確認

ヒースロー空港での待ち時間の時から、補償について調べていました。

その時に調べたものは、海外旅行保険の遅延補償について。

航空機の遅延補償については、ご自身が入っている海外旅行保険によって異なる場合がありますので、ご自身のものをチェックしてください。

私の場合は、遅延については最大2万円という結果でした。

ただし、これは

宿泊施設の客室料、食事代、国際電話料等通信費、目的地において提供を受けることを予定していたが、提供を受けることができなかった旅行サービスの取消料、交通費(宿泊施設への移動に要するタクシー代等の費用等)

https://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/leisure/off/sche/delay/

とのこと。

遅延に伴って「泊まるはずのホテルに泊まれなかった」「予約していたレストランに行けなかった」場合のキャンセル料です。

遅延により出発地又は到着地でホテル宿泊や食事を余儀なくされる場合は、航空会社への請求となります。

ブリティッシュエアウェイズの公式ホームページより遅延の際の補償について調べていきますと、いくつかの条件は必要ですが、遅延や欠航の場合の補償を見つけました。

その条件は

  • 最終目的地への到着の遅延が3時間以上であること
  • 遅延の原因が航空会社にあること

今回は上記の条件に当てはまり、請求するに至りました。

この補償は【EU261】というもので、ヨーロッパを発着するフライトに対してのものとなります。

  1. EU内を出発しEU内に到着するすべてのフライト
  2. EU内を出発しEU外に向かうすべてのフライト
  3. EU外を出発しEU内に向かう​、ヨーロッパを拠点とする航空会社のフライト

※EU非加盟国のイギリス・アイスランド・リヒテンシュタイン・ノルウェー・スイスも対象となります。

この補償は遅延と欠航に対するもので、補償額が一律で決まっています。

つまり、どんなホテルに泊まっても、どんな食事をしても、又はホテルの宿泊の必要はなかったとしても、夜中に到着してタクシーを使っても、始発まで待っても、一律の金額となのです。

レシートも全て取っておきましたが必要ありませんでした。

※あくまでも私の場合なので、念のため待ち時間に発生した支払いの領収書は捨てないで取っておくことをおすすめします。

600ユーロ:飛行距離3500km以上の便が4時間以上遅延した場合(遅延が3時間以上4時間未満の場合は300ユーロ)

400ユーロ:飛行距離1500km以上の便が3時間以上遅延した場合

250ユーロ:飛行距離1500km未満の便が3時間以上遅延した場合

私の場合、ブリティッシュエアウェイズを利用して「ブリュッセル国際空港からヒースロー空港経由、羽田行き」で結局羽田への到着は6時間遅れとなりましたので、600ユーロに該当したのです。

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ブリティッシュエアウェイズへ請求

パソコンを使って作業する女性

※実際の体験談です。すべての人に当てはまるわけではないことをご承知ください。

600ユーロその時のレートによりますが、私が請求した2024年10月~12月ごろは日本円で10万円を超えますので、にわかに信じられなかったのですが、請求作業を進めていったところ無事に請求でき振り込まれました。

10万円は大金ですよね!

家族など同行者がいる場合は、約10万円×人数 となります。

航空会社はブリティッシュエアウェイズ以外でも対象ですので、しっかりとご自身が搭乗した航空会社の補償金について調べてみてくださいね。

▶ブリティッシュエアウェイズ公式「クレームおよび補償」

ブリティッシュエアウェイズの場合は、ブリティッシュエアウェイズ日本支社とメールでやり取りをします。

日本語も通じるので安心です。

細かい分からないことを一度だけ電話しましたが、日本語が話せる方(ちょっとカタコトでした)が対応してくださり助かりました。

メールのやり取りに関しては、返信が遅く時間がかかりますので気長に構えることがポイントです。

返信が1週間来ないのは当たり前です・・・。

家族分を請求する場合は委任状が必要でした。

ただし、私の場合は航空券を公式ホームページから購入しておりましたので、どこ経由で航空券を購入しているかで対応が違うかもしれません。

また、LCCなど乗り継ぎ補償対象外やマイレージ利用、コードシェア便など、様々なケースがあると思います。

ケースバイケースだと思いますので、分からない場合は公式サイトに問い合わせてみるなどしてみてくださいね。

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まとめ

今回の補償金については、私も航空会社の規約や様々な記事を読んでたどり着いて無事に請求出来たものでした。

次回以降の万が一のためにも、自分の忘れないように記事にしました。

海外の航空会社を利用して、よく分からないままに請求できなかった方もいらっしゃるのではないかと思います。

今回は公式ホームページからの航空チケット購入でしたので、旅行会社を通した場合などは異なるかもしれませんので、あくまでも参考としてとらえていただけると幸いです。

最後に、この補償を英語ができないがために代行会社にお願いする方もいらっしゃるようですが、ブリティッシュエアウェイズの場合は英語は必要ありませんでした。

代行会社にお願いすると25~35%ほど手数料としてお支払いするようですよ、参考までに。

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