イギリスへの旅行などで航空券購入を検討されている方で頭が痛いのは渡航時間ではないでしょうか?
2024年秋現在ロシア上空を飛行することができず、北極圏を飛行するルートや中国の上空を飛行するルートとなり、直行便であっても約14時間程度かかってしまいます。
この記事では、東京からロンドン行きの直行便「ブリティッシュエアウェイズ(BA)」の搭乗体験を紹介しています。
2024年9月のイギリス旅行では、ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミー(プレエコ)で羽田空港からヒースロー空港へ飛びました。
機内食や座席の様子、プレエコの評判などを紹介します。
イギリスへの旅行を検討さえている方やブリティッシュエアウェイズへの搭乗をお考えの方は参考になさってくださいね!
ブリティッシュエアウェイズ(BA8便)でヒースロー空港へ
2024年9月イギリスへの旅行のために、長時間フライトとなるヨーロッパ便ですので乗り継ぎを避けて直行便で行くことにしました。
その際にブリティッシュエアウェイズの公式ホームページから航空券を購入したのですが、航空券の値段は変動しますので毎日パソコンとにらめっこしていました。
※ハッキリしたことではありませんが、航空券を何度も同じアカウントで見ていると値段が高くなるという噂を聞いて、ゲストモードで検索していました
すると、プレミアムエコノミーがエコノミーと数万円くらいの差しかない時があり、これは「買い」なのでは?と思い購入したのが今回のチケットです。
BA8便 羽田発ヒースロー空港行き 8:50発
フライト時間は約14時間。
ブリティッシュエアウェイズでは、座席指定を指定の料金を支払えば事前にできました。
事前に座席指定をしなくても24時間前からはオンラインチェックインで座席を指定でき、その場合の座席指定料は無料です。
しかし、希望の座席がある場合(窓側や通路側)や家族で隣に座りたい場合は、それがかなわない場合もあります。
当日は午前6時過ぎに羽田空港へ到着し荷物の預け入れをしました。
オンラインチェックインも済ませていたため荷物の預け入れのみのカウンターでスムーズでしたので、可能な方はオンラインチェックインを済ませておくのがオススメです(通常のカウンターは行列します)。
ここで注意なのですが、プレミアムエコノミーの場合ラウンジが利用できる航空会社がたくさんあるのですが、ブリティッシュエアウェイズは羽田空港のラウンジを利用することはできませんでした(残念・・・)。
ということで、保安検査場を通過した後、おうどんを食べて(しばらく食べれないお出汁の味を味わっておく)搭乗時間を待ちました。
ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミー
今回登場したブリティッシュエアウェイズBA8便(羽田発~ヒースロー空港行き)でエアバスA350です。
ブリティッシュエアウェイズではプレミアムエコノミーの座席は真ん中あたりに用意されています。
搭乗するなり直ぐにウェルカムドリンクは何にするか尋ねられ、座席を整えているなか慌ただしく持ってきていただきましたが、ありがたいのですが落ち着いてからでも良いのでは・・・・・と思った次第です。
座席の場所が真ん中辺りということは丁度翼の上となり飛行機からの景色は期待できませんので、窓側にこだわることはないのかな、と思いました。
14時間もの長時間フライトとなれば、トイレに何度も立ちますよね。
家族でしたら良いのですが、一人の場合でお隣がいたらトイレに立つたびに断らなくてはいけないわけですが、エコノミーよりも広いとは言っても、座っている人の前を通り抜けることはできませんでした。
ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミーは「そんなに広くない」というのが率直な感想です。
確実に新幹線のグリーン車の方が広いです。
それでも、フットレストがあり、座席の倒せる角度はエコノミーよりも大きく、食事がプレミアムエコノミー専用ですので価値はあるように感じました。
トイレはエコノミーのトイレを利用です。
ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミーの機内食
ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミーの最大のグッドポイントは機内食なのかもしれません。
機内食の中では比較的美味しいと定評がありますが、プレエコの機内食はプレエコ専用のものです。
とは言え、ビジネスクラスのようにコース仕立てということではなく、トレーに乗せられて運ばれてきますが、プラスチック容器ではなく陶器の器で提供されますし、メニューもエコノミーとは違いました。
私は夕食に「牛肉の煮込み」を選択しましたが、お肉はホロホロでとっても美味しかったです。
因みにほかの夕食メニューは照り焼きチキンと、もう一種パスタでした。
朝食にはチキンを選択、こちらも熱々で味も良かったです。確かにブリティッシュエアウェイズ機内食は美味しいです。
もちろんワインやビールなどのアルコール類やジュースなどソフトドリンクも豊富にありましたよ。
どのタイミングだったか忘れてしまったのですが(おそらく朝食後)にトルティーヤチップスが配られました。これがエコノミーでもいただけたのかは不明です。
ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミーの座席
次にブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミーの座席についてですが、大きな期待はしない方がよいかもしれません。
プレミアムとはついていますが、エコノミーです。
先にも書きましたが、新幹線の座席を思い浮かべていただけるとわかりやすいかと思います(グリーン車ではなく普通車です)。
ただ、フットレストがついていて、ふくらはぎを支えてくれ、座席のリクライニングはエコノミーよりも倒せますので、エコノミーよりもリラックスできました。
ただ、難点は前の方が目いっぱいシートを倒していますとかなり圧迫感がありました。
自分も倒してしまえば圧迫感はなくなりますが、問題はトイレに立つときです。
通路側でしたら横から出れるのですが、窓側や内側の席ですと立ち上がるのに一苦労しました・・・。隣が家族や友人ならお願いして立ってもらえますが、他人だと遠慮してしまって言い出しにくいのではないかと感じました。
お一人でのフライトでは通路側がオススメです。
飛行時間が短ければトイレの回数も少なく済みますが、約14時間のフライトとなれば数回はトイレに立ちますし、私の場合は機内が寒くて、何度もトイレに立っていました・・・。
ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミーのアメニティ
プレミアムエコノミーに乗る楽しみの一つにエコノミーでは貰うことのできないアメニティかもしれませんね。
ブリティッシュエアウェイズをイメージさせるポーチには、アイマスクや歯ブラシ、リップクリーム、靴下が入っていました。
ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミーの口コミ評判
ブリティッシュエアウェイズの口コミは旅行会社や航空チケット販売会社などから確認することができます。
口コミでは、ブリティッシュエアウェイズの欠航・遅延・ロストバッゲージに関する悪いクチコミを多数見ることができます。
プレエコとは関係ありませんが、ヨーロッパの航空会社では遅延やロストバッゲージ、それに対する職員の対応に関する悪い口コミが多いです。
これは、現地のスタッフの国民性や日本が異常に丁寧という部分があり、慣れていないと戸惑ってしまうことが原因と考えられます。
かく言う私も帰国便(ブリュッセルから)で遅延のため乗り継ぎに失敗し、ANAで帰国することになりましたし、一足先に帰国した連れも遅延にあい、ギリギリで乗り継げたものの荷物は5日後に到着となりました。
トラブルは発生しやすいというのはまんざら噓ではないので、ブリティッシュエアウェイズ利用の際は余裕のある乗り継ぎやロストバッゲージ対策も念頭に置いて計画を立てた方がよいです。
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プレミアムエコノミーの機内食や座席についてのクチコミに関しては、目立って悪いものはなく、機内食が美味しいというものを多く見かけました。
体験から言えることは以下の通りです。
- プレミアムエコノミーの機内食は美味しい
- プレミアムエコノミーと言っても座席はフットレスト付き新幹線
- 優先搭乗はあるがラウンジは使えない(羽田)
- CAさんの対応に特別感はなくいたって普通(日系と比べると無愛想)
- トイレはエコノミーの一緒(ビジネス側のは使えない)
- お腹が空いたと言ったらカップヌードルをいただけた
- アメニティポーチをもらった
ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミーの座席料金は日々変動します。
エコノミーの料金と10万円程度の開きがある場合、正直プレエコに10万円近くの価値はないように思います。
私は運よく+3万円程度でプレエコを購入できましたは、フライト時間が6,7時間なら購入はしなかったかもしれません。
14時間の長時間フライトだったので少しでもリクライニングしたり、食事が楽しめればと思い購入しました。
全ての航空会社のプレミアムエコノミーがブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミーと同じではありませんので、ラウンジ利用ができたり座席がもっとゆったりしていたりするかもしれません。
ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミー搭乗体験のまとめ
以上、ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミーについて、機内食や座席、感想などを搭乗体験記としてお届けしました。
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