今回はイギリス(ロンドン)の航空会社であるブリティッシュエアウェイズを利用することになりましたので、その評判と日本人CAについて、欠航に伴う対応について体験したことをまとめています。
2024年8月にロンドン・ヒースロー空港へ向けて出発!の予定でしたが、機材トラブルのため欠航(泣)。
前評判があまり良くなかったブリティッシュエアウェイズで、どのような手続きを経たのか(結果JAL便でヒースロー空港に行くことになりました)、ブリティッシュエアウェイズには日本人CAさんは乗っていたのか、など体験したことを紹介します。
このフライトでは結局JAL便にへ振り替えとなりましたが、4時間程度羽田空港で飛行機に乗ったまま缶詰めとなった時の様子も書いています。
クチコミに書いてあることは本当なのか、もう少し具体例を知りたい方は読み進めてくださいね。
(正しくは息子が8月に渡英、追って私が9月に渡英です)
ブリティッシュエアウェイズを選んだ理由
今回なぜブリティッシュエアウェイズを選んだのかという理由は羽田空港発直行便の中では安かったからです。
航空券に関しては時期や経由地、航空会社によって値段がバラバラですので、自分の乗りたい日にち・使いたい空港を考えながら航空券を選んでいきます。
「日系の飛行機にしか乗らない」という方もいらっしゃいますが、日系の航空会社は値段が高めです。
イギリス行きの飛行機は、日系のJAL、ANAの他に、ブリティッシュエアウェイズが直行便としてあります。
経由でも構わないのでしたら、フィンランド航空、トルコ航空、中国東方航空、ポーランド航空、エアカナダ、タイ国際航空、キャセイパシフィック航空、KLMオランダ航空、オーストリア航空、エールフランス、ルフトハンザ航空、エティハド航空、エミレーツ航空などたくさんあります。
ただですね・・・2024年現在、ロシア上空を通らないために大回りしてヨーロッパへ行かねばならず、直行便でも14時間程度のフライトとなっています。
限りある旅行の日程の中では直行便がよいとなる方も多いと思われます。
となると日系航空会社が高かったので、ブリティッシュエアウェイズとなった次第です。
ある日の航空券の値段を参考に見てみますと、かなり値段に差があることが分かりますね(値段は変動します)。
因みに、経由でいく場合はトータル20時間以上かかりますが同じ日程の航空券でも10万円以下のものもたくさんありますよ!
ブリティッシュエアウェイズの評判
イギリスへの渡英に際してブリティッシュエアウェイズに決めたら、その評判は気になりますよね。
クチコミ評判は、旅行会社やチケット予約サイトでたくさんありますので参考にされると良いのですが、星5の方もいれば星1の方もいらっしゃり、購入の際は大変迷いました・・・。
星1の評判がすこぶる悪く(汗)・・・
ただ、よくよく読み解いていくと、なぜ星1がつけられているのか私なりの解釈ですが分かったような気がしますので書いていきますね。
ですが、
最悪、二度と乗らない
このような口コミを読むと、乗るのを躊躇しますよね。
このような「最悪」と書いてある口コミはトラブルにあった方のもので、
- 欠航になった
- 欠航の際の振替が上手くいかない
- ロストバッゲージ
このようなトラブルが元にあり、それらの対応に不満があるというものでした。
確かに「二度と乗らない」となるかもしれませんね。
ただし、これは運の悪かったほんの一部の方とご意見です。もちろんこれらの意見も参考にはなりますが、全てを物語っているのではないことを理解しなくてはいけません。
運悪くトラブルにあってしまった方はある程度の覚悟が必要だなあと、今回欠航に見舞われてしまい感じました。
外国のエアラインでトラブルがあった場合はこのような状況が起こる場合があります。
日本の航空会社でも欠航になれば不満があることと思いますが、日本での対応は丁寧で親切な場合が多いです。
しかし海外では英語などの語学の問題もありますが、事務的に笑顔なく進められたり、こちらが言葉を理解できていないと思っているのか私語をしながら対応されたりすることもあります。
次に今回見舞われたブリティッシュエアウェイズの羽田空港→ロンドン便の欠航で、どのようなことが起こったのか紹介しますので、興味のある方は読み進めて下さいね。
ブリティッシュエアウェイズが欠航!【体験談】
2024年8月17日(土)8:50発 羽田空港→ロンドン・ヒースロー空港 BA8便
滑走路へ行っては引き返しを2回し、4時間ほど経過したのち欠航しました。
欠航の理由はハッキリどことは分かりませんが機体の異常です。
機内の様子
BA8便には大学生の息子が一人で搭乗しており、その際の機内の様子を教えてもらいました。
- 誰も慌てている様子もなく静かに待っていた
- ドリンクのサービスがあった
- 機内はエアコンが効いており寒いくらいだった
- スマホの充電もでき、ラインなども使える
- 機内アナウンスで現状報告が数度あった
恐らくどこの航空会社であっても上記のような対応が行われるはずです。
以前、私がハワイ→成田便で遅延に4時間程度見舞われた際も、同じような対応でした。
大きく違うのはハワイ便の時はJALだったということ。CAさんは日本人ばかりで何も困ることはありませんでした。
では、ブリティッシュエアウェイズがどうだったというと・・・
日本人CAさんいるの?
今回のブリティッシュエアウェイズでは、エコノミークラスのCAさんお一人を除いて日本人の方(もしかしたらアジアの他の国かも・・・)で、全て日本語で対応。
機長のアナウンスも全て日本語で訳してアナウンスしていただけたということで、英語が心配~という懸念はなさそうです。
注意:ブリティッシュエアウェイズには必ず日本人CAがたくさん乗っていらっしゃるということではありません。たまたまかもしれませんのでご了承ください。
カウンターへ
飛行機を降りて入国し、預けた荷物を受け取りましたらカウンターへ向かいます。
息子曰く、流れに乗って歩いて行ったら既に行列ができていたということです。
カウンターでは次々に振替の手続きが行われますが、体感7割が外国人ということもあるのか、それぞれの事情によって振替を受け入れられないのか、スムーズに進んでいない感じを受けました。
手続きはAのカウンターで、このカウンターでの振替手続きに時間がかかります。
※息子は2時間並んだところでインターネットで振替手続きをすることができ途中で列を離脱しましたが、空腹のためレストランで食事をした後に様子を見るとあんまり進んでいないようだった、と言っていました。
結局、翌々日のコードシェア便であるJALに振り替えられ、羽田空港を後にすることになります。
この日は夏休み期間中であったこと、パラリンピックの開催日が近かったこと、前日の台風の影響で振り替えは思うようにならなかったのは事実です。
このような際に、自分の都合に不都合であればイライラすることも考えられますので、先に書きました「悪い評判」に繋がってしまうかもしれませんね。
ただ、ラッキーだったのはここが羽田空港だったということ。もしもヒースロー空港で同じ目にあっていたら・・・・英語が通じないと大変なストレスがかかるでしょう。
欠航の補償について
今回のブリティッシュエアウェイズの欠航に伴う補償については、ブリティッシュエアウェイズの規約に書かれている通り、振替便の負担(航空運賃)と振替えることによって発生する宿泊費や交通費ということでした。
息子の場合は自宅に帰れるということで、交通費が請求できるようです。
いやいや、
仕事の商談あるんですけどーーー
とか
旅行先のホテルキャンセルなんですけどーーー
とか
旅行の日程大幅に変更しないといけないんですけどーーー
とか
留学のスタート日に間に合わないんですけどーーー
とか個人の事情ありますよね。そこに関しては航空会社の補償はありません。
ですので、万が一のために海外旅行保険はキチンと入っておかれた方が良いですよ!
息子はロンドンのホテルのキャンセル料が発生しましたが、保険でカバー出来ました。
それにしても、長時間かかりますので覚悟がいりますね(笑)
カウンターでの手続きの際にいただいたのはミールクーポン2,000円分のみ・・・機内で4時間も待たされたので、手続き終了は夕方でした。
午前9時前の飛行機というのもあって機内食を食べるつもりで朝ご飯を抜いた息子のお腹はとんでもなく空いてヘロヘロでした。
この状況が海外の空港で起こったら・・・そうなったら怒りもあって低い評価になってしまうかもしれませんね。
ただ、羽田空港での対応はマズマズというか、あんなもんなんだろうという感想です。
このカウンターでの手続きですが、カウンターではなくて(条件はありますが)インターネット上で手続きが可能な場合があります。
個々の予約の仕方や会員かどうかなどの条件によるものですので、ブリティッシュエアウェイズの公式ホームページでご確認くださいね。
この体験はあくまでも個人の一体験であり、すべての方に当てはまるわけではありません。
LCC(格安航空券)の場合は注意
今は安くて便利なLCC(格安航空券)が多くなってきていますが、航空券が安い分全額返金されない場合や手数料が発生したりします。
購入の前には、そのリスクも考えた上で予約されてくださいね。
▶▶イギリスへの旅行の際に宿泊したホテルの体験記を合わせてご覧になりたい方は以下の記事からどうぞ♪
ブリティッシュエアウェイズの評判のまとめ
以上、ブリティッシュエアウェイズの評判と羽田空港発ロンドン行で欠航になった際の体験談を紹介しました。
口コミでの評判は悪いものもありますが、実際に搭乗便が欠航になり、その対応や振替便への搭乗を体験して分かったことを書きました。
各々の事情に大きく作用されますし、欠航になってラッキーという方はいないでしょう。
でも、飛行機もほかの乗り物と同じく故障や欠航はあるので、運悪くそれにあたってしまった場合は受け入れるしかありません。
今回の体験ではブリティッシュエアウェイズは日本人CAさんも多く搭乗しており、英語が苦手でも一切困ることはありませんでした。
しかしながら、これが海外で起こったら・・・というリスクも考慮して航空会社を選ぶとよいでしょう。
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