春の行事といえば入学と卒業。
子供の学校行事が立て続けにやって来る方の定番の悩み・・・卒業・入学式の服装問題。
「服装って家にあるスーツでいいよね」という声がたくさん聞こえてきそうですが、それでも心配なことありますよね。
- 卒業(卒園)式に着たスーツでいいのかな?
- 去年のちょっとキツイ・・・
- 毎回同じ服装で顔だけ老けていく・・・(悲)
- 数年前のスーツは入りませーん
- スカート丈、これで合ってる?
買い替えないといけない?もうあまり時間ないんですけど・・・など、私の周りでもこんな話題を毎年しています。
この記事では、着用の機会が少ないし大きな出費が多い季節けど、考えなきゃいけない入学式卒業式の洋服、特に入学式に同じものを着ても大丈夫か、着回しする場合の工夫についてまとめました。
入学式は卒業式と同じ服でいいの?
最初に結論を言いますと、入学式は卒業式と同じ服装で問題ありません。
あくまでも子供が主役の式典ですので、派手な色や形でないもの、スーツやアンサンブル、ワンピースなどで構いません。
私と同じ世代40代50代だけでなく、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と春は入学式・卒業式が子供の数と同じ数だけ訪れます。
その度に新しく服を新調することはありません。
ただ、気になることがあるとしたら、記念写真がいつも同じとなってしまうことです。
入学式と卒業式は同じ服装でも構いませんが、コサージュなど少しの工夫で雰囲気を変えることも可能ですよ。
私自身の経験ですが、現在子供を大学まで卒業させ幼稚園時代から4回買い替えています。
流石に20年間同じ洋服(スーツ)で出席される方は少ないかもしれませんが、体形が変わらず着ることができるならそれでもかまわないと思います。
なるべく買い換えないで同じ洋服をお考えなら考えなくてはいけない事はありますので、後述していきます。
卒業式・入学式の服装で気を付けること
入学式に卒業式と同じ服装を着ても構いませんが、ずーっと同じだと具合が悪いこともあります。
例えば子供が幼稚園時代は30代前半でフレアのワンピース、スカートも膝が少し出るくらいのもの構いませんが、時が流れますとスカートが短いのが気になりだします。
そして、40代に突入すると体形が変化する方が多く「は、は、入らない・・・」となってしまい、買い替えざるを得なくなるという具合です。
卒業(卒園)式・入学式の服装では以下のことに注意したいです。
- 年齢に合うデザイン
- スカートの丈
これらに問題がなければ、入学式に卒業式の服装で列席しても大丈夫ですし、どの年代のお子さんの入学式卒業式に着用してもかまいません。
気を付けること:その1【スーツの色】
少ないスーツで着まわしたい場合はスーツの色を意識すると良いですよ。
なぜかといいますと、一般的に3月に行われる卒業式には暗めの色(濃紺・黒・濃いグレー)が多いのに対して、4月に行われる入学式のスーツの色は明るめの色(ベージュ・白・薄いグレー・紺)が多くなります。
もっと細かく言うと、卒業式の暗めの色の洋服は入学式には着ることが可能ですが、逆に入学式の明るめの色の洋服は卒業式では見られません。
私の20年以上式典参加してきた経験から、濃紺のスーツは入学式に着ている方はいますが、白いスーツを卒業式に着ている方は記憶にありません。
ですので、スーツを何着も購入するのを避けたい方は、スーツの色は紺や濃いめのグレーにするとどちらでも浮くことなく着ることができるのです。
気を付けること:その2【デザイン】
色の他にも注意したいことがあります。
それは、デザインです。
小学校入学式や卒業式辺りまでは、フレアワンピースのアンサンブルや膝が見えているくらいのスカート丈のスーツを着ている方を多く見かけますが、子供の年齢が上がっていくにつれ、ひざ下のスカート丈のものやパンツスタイルが多くなっていきます。
小学校の入学式卒業式は30代~40代前半の母親が多いのに対して、中学校~高校大学となると40代~50代となってくるからです。
流石にアラフィフで膝上のスカートは痛いです・・・。
私の経験で数人見かけたので、実際には短めのスカートの方もいらっしゃいますが、極少人数ですし目立ちます。
見ていないようで、しっかり見られているわよね。
大人なので、誰も何も言いませんが・・・。
なるべく同じ洋服で着回ししたい方は、スカート丈には注意してくださいね。ですが、スカート丈ならお直しできる場合がありますので、考えて購入するのでしたら問題ないですよ。
それよりも痛いのが、大きなリボンの付いているデザインや袖が膨らんだ可愛らしいデザインの洋服は、買い替えを余儀なくされてしまいます。
着回しの工夫について
入学式と卒業式に同じ洋服で出席したい場合、着回しを工夫することで印象を変えることができます。
スーツを新調するよりもずっとリーズナブルにできますので、参考になさってくださいね。
コサージュ
まずはコサージュです。
コサージュと一言で言っても、大きさの大小・素材の違い・色の違いなど様々ですので工夫することで雰囲気が変わりますよ。
紺やグレーのスーツの場合コサージュを黒やグレーのシックなものにして卒業式に出席し、白やピンクなど淡い色のコサージュで入学式に出席することで雰囲気を変えられます。
コサージュでしたら新しいものを購入しなくてもメルカリなどで購入することもできますよ。
ブラウス
ブラウスを着用するタイプのスーツであれば、ブラウスのデザインで雰囲気が変わります。
リボンやフリルのブラウスは若く見えますし、工夫次第では無難な色の無難なデザインのスーツであってもフリルのブラウスにするだけで華やかに見えます。
ブラウスの色を変えてみるのもおすすめです。
髪型
コサージュやブラウスなど身に着けるものだけでなく、髪形を変えるとシックな感じ、可愛らしい感じ、大人っぽくと変化を持たせられますよね。
ヘアアレンジがお得意な方はご自分でヘアアイロンなどを使用してカールしてみたり、ストレートにしてみてもよいでしょうし、アップのアレンジにしてみても雰囲気がぐっと変わります。
髪型に関して自分でアレンジするのは苦手だという方は、美容院でアレンジのみしてもらうことも可能ですよ。
シャンプーもなくヘアアレンジだけお願いして、ヘアアクセサリーが必要なら持参すればOKです。
卒業式入学式のバックは?
スーツと同じくバックも卒業式と入学式では同じくものをお持ちになって大丈夫です。
バックに関しては、一つ持っていれば同じものを何年にも渡ってお持ちになっても構いません。
ただ、若い時代に購入した可愛らしいデザインのものを20年後も持てるのか?となったら気になる方もいらっしゃるでしょう。
初めからシンプルなものを選んでおくと、いろんな場面で使えて便利ですよ。
私も40才になったころに、リボンのついた可愛らしいデザインのバックを、将来子供の高校や大学の式典で持てるのか?と考えて、シンプルなものに買い換えました。
できるだけ長く使いたければ早めに用意するのがおすすめです。
入学式の服は卒業式と同じ服でいい?のまとめ
入学式の服は卒業式と同じ服でいいのかについては、基本的に問題ないです。
ただ、写真は同じになってしまいますのでコサージュやブラウス、髪型などで工夫するのがおすすめです。
次々にやってくる入学式や卒業式に、ずっと同じ洋服(スーツ)で列席したい方は、スーツの色をどちらでも合わせやすい紺やグレーにしておくと安心ですね。
入学式があるとなると物入りも多く、なるべく同じ洋服で列席して出費を抑えたいと誰もが思うはずです。
スーツでなくても、ジャケットやワンピースなどその場にふさわしい服装でも問題ありませんよ。
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