茨城県にある【ひたち海浜公園のネモフィラ】は日本屈指のネモフィラの花畑で、雑誌などで紹介されることも多く有名です。
青く小さい可憐な花が視界いっぱいに咲いている光景は「天国」と言われるのにふさわしい景色です。
この記事では、2024年のひたち海浜公園のネモフィラの見頃がいつなのか、開花状況の確認の仕方、広い園内でネモフィラを観るのかかる所要時間について経験から解説しています。
一泊して楽しむ方、日帰りで楽しむ方様々でしょうから、効率よくネモフィラ観賞するポイントを解説します。
ひたち海浜公園のネモフィラ2024の見頃時期
ひたち海浜公園は海の近くの小高い丘にある公園で、内陸部よりもやや暖かい気候ですので、ネモフィラの花はゴールデンウイーク前が例年の見頃となります。
桜が終わるころの4月上旬から咲き始め、4月後半には見頃終わりとなります。
ネモフィラの見頃のピークは4月15日ごろ~25日ごろの10日間と考えられますので、見頃のピークにひたち海浜公園のネモフィラを楽しみたい方は、この期間に訪れるとよいでしょう。
ゴールデンウイークに旅行や訪問の予定を立てていらっしゃる方も多いと思われますが、できるだけゴールデンウイークの前半には訪問したいところです。
ゴールデンウイーク後半ですと見頃のピークは過ぎてネモフィラは元気がなくなってきますが、ほかの花畑でチューリップやポピーなどが咲いていますよ。
ひたち海浜公園のネモフィラ2024の開花状況
ひたち海浜公園のネモフィラの開花状況に関しましては、ひたち海浜公園公式ホームページで随時更新されています。
また、公式X(旧Twitter)でも公式に様子が投稿されます。
#みはらしの丘 の #ネモフィラ は見頃後半です。5月には見頃過ぎになる予想です。
— 国営ひたち海浜公園【公式】 (@HitachiKaihin) April 28, 2023
日の当たる方向や角度で、表情を変えるネモフィラ。
今週末(4/29・30)、5/3(水・祝)~5/5(金・祝)は朝7時に開園します。朝夕の風景もお勧めです。#ひたち海浜公園 #hitachiseasidepark #ネモフィラ #nemophila pic.twitter.com/4CBJjY3jpC
各SNSでもネモフィラブルーの写真や動画が多くアップされますので、お出かけ前にチェックしてみても良いかもしれません。
ひたち海浜公園のネモフィラ2024の所要時間
ひたち海浜公園はとても大きな広い公園ですので、計画的に回ることがより楽しむために必要です。
ネモフィラの花畑までの入り口からの所要時間
ひたち海浜公園のネモフィラ花畑は、ひたち海浜公園にある4つのゲートからも少し距離があります。
各ゲートからの徒歩での所要時間は近い順に以下のようになります。
どこのゲートから入場するのか、どこの駐車場に停めるのがベストなのかは、ネモフィラの花畑のみを目的としている場合と他の施設や花畑も楽しむ場合で変わってきますので、マップと照らし合わせて計画して下さね。
園内の移動の所要時間
最大の目的はみはらしエリアのネモフィラの花畑ですが、せっかくの見どころ満載の公園ですので他のスポットと合わせて観光される方がほとんどだと思います。
みはらしエリアではネモフィラと菜の花が楽しめます。
みはらしエリアから「たまごの森フラワーガーデン」へ 徒歩約6分
※たまごの森フラワーガーデンではネモフィラと同時期にチューリップを楽しめます。
みはらしエリアから「プレジャーガーデン」へ 徒歩約10分
※プレジャーガーデンは遊園地エリアで各種乗り物やお土産物屋さんがあります。
みはらしエリアから「林間アスレチック」へ 徒歩約7分
※15種類のアスレチック遊具があり子供に人気です。
みはらしエリアから「砂丘エリア」へ 徒歩約10分
※海の眺望がよく、大自然を感じられます。
園内一周の所要時間
上の項目でネモフィラの花畑があるみはらしエリアから各スポットまでの徒歩のおおよその所要時間を紹介しましたが、「ぜ~んぶ周りたい!!」という方は、どのくらいの時間を考えていたらよいかについて解説します。
ひたち海浜公園はとても大きな公園ですので、園内を周遊するシーサイドトレインを利用するという方法があります。
園内一周を約40分で周り、途中に9か所の停留所がありますので、目当てのところで乗降すれば歩く時間の短縮になる場合もあります。
もちろんネモフィラの花畑がある「みはらしエリア」にも停留所がありますし、プレジャーガーデンや砂丘エリアにも停留所があります。
ひたち海浜公園で特に人気のあるネモフィラの時期とコキアの時期には、みはらしの丘への直行便も増便されていますよ!
ひたち海浜公園のネモフィラの体験レビュー
ここからは、私自身がひたち海浜公園のネモフィラ観賞に出かけた際の体験レビューを紹介しますので、興味のある方のみお読みくださいね。
ひたち海浜公園のネモフィラ観賞へはコロナ前の2018年と2019年ですが、調べてみたところ現在の状況とほぼ変わりありませんでした。
2018年は日帰り、2019年は一泊旅行として行きました。
関東からの日帰りは早朝から行くべし
関東からですと少し距離はありますが日帰りできない距離でないということもあり日帰りで行ったのですが、高速道路の渋滞で大変な目にあいました・・・。
【車の運転往復で12時間以上、ネモフィラ観賞2時間】
ゴールデンウイーク中ということもあり覚悟はしていましたが、往復とも大渋滞で帰りの渋滞のことを考えるとネモフィラ観賞しかできない状況。
平日ならともかく、ゴールデンウイークや4月の見頃時期の休日に訪問をお考えの方は、開門前に公園に到着するように出かけるのが楽しむコツです。
私は完全に失敗しましたので、翌年一泊二日でリベンジしたのです。
【開門前に公園に到着するように】というのは、翌年の一泊二日の訪問の際の体験からです。
東京からひたち海浜公園への自動車での所要時間は通常約2時間半。
ネモフィラの見頃時期の混雑が予想される日の開門時間は午前7時(ご自身の行かれる日の開門時間を公式ホームページでご確認ください)。
多少の渋滞やSAでの休憩を考慮すると3時間弱かかる計算として、ネモフィラの見頃の休日に訪れる場合は東京からですと早朝4時~5時の出発が望ましいです。
一泊二日で楽々ネモフィラ観賞
前の年に不完全燃焼した私は、翌年一泊二日でリベンジしました。
関東からですと、ホテルに一泊するほどの距離でもないんです・・・が、ネモフィラは人気過ぎて混雑が避けられません。
しっかりと観賞したい、なるべく人の少ない写真を撮りたい、と思う方は前の日に一泊するのがおすすめです。
ホテルはひたち海浜公園周辺には少ないですが、車で10分程度の「勝田駅」周辺や車で20分程度の「水戸駅」周辺ですと、1万円未満で宿泊できるビジネスホテルも豊富にあります。
宿泊費がいくらでも構わない方は、ひたち海浜公園近くに「いそざき温泉」がありますので、ゆっくり温泉を楽しんでも良いですよ。
ちなみに私はネモフィラと一緒に水戸の偕楽園も観光したかったので、水戸のビジネスホテルにしました。
水戸のビジネスホテルは4千円台からありリーズナブルに宿泊出来て、私は大満足でした!
一泊しましたので、6時半にホテルを出発しまして7時前にはひたち海浜公園の駐車場に到着、スムーズに駐車できて西口ゲートに向かいました。
既に入場を待つ人々で溢れかえっている状況でした。
【ディズニーか!!】
と思わず突っ込みたくなる人気ぶり。
開門すると、みんな走る&早歩きで「みはらしエリア」へ向かいます。
人の少ない素敵な写真を撮るには必要なのですが、そこまで必要なければ開門と同時までは考えなくて大丈夫です。が、あっという間に大混雑しますのでなるべく早い方が良いですよ。
ひたち海浜公園のネモフィラの基本情報
■住所:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
■開園時間:通常時9:30~17:00(7/21~8/31は18:00まで、11/1~2/29は16:30まで)
※ネモフィラ時期の土日は開門が7時(公式ホームページ要確認)
■入場料:
・通常時:大人(高校生以上)450円・中学生以下無料
・繫忙期:大人(高校生以上)700円・中学生以下無料
■アクセス:
・JR常磐線「勝田駅」から路線バス約15~20分
・ひたちなか海浜鉄道湊線「阿字ヶ浦駅」からシャトルバス約10分
・「東京駅」より高速路線バス約2時間
・北関東自動車道~常磐那珂有料道路「ひたち海浜公園IC」すぐ
・常磐自動車道「日立南太田IC」から約15㎞
■駐車場:4,350台以上
ひたち海浜公園のネモフィラ2024のまとめ
以上、毎年大人気のひたち海浜公園のネモフィラのついて見頃時期や所要時間などを紹介しました。
大変な人気ぶりで休日は混雑が避けられません。
午前中できるだけ早く行くことで多少周りやすくなりますので、出発時間など計画を立てるとよいでしょう。
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