卒業のシーズンになると楽しかった学校生活を思い出したり、これからの新しい環境にワクワクしたり、気持ちが落ち着かない日が多く出てくると思います。
卒業式等で必ずあるのが「一言メッセージ」。卒業式の後などに教室で一人ずつ一言、なにか言葉を言っていくアレです。
この記事では、中学校や高校の卒業メッセージでどんなことを言えば良いのか、前もって準備できるように例文を紹介しています。
事前にある程度何を話すか決めておくことが、緊張せずに一言メッセージを言える秘訣ですね!
卒業メッセージって絶対にあるもの?
学校を卒業する時、何も言わずに「はい、終わりでーす!」とはなりません。
先生や学校によって違うとは思いますが、多かれ少なかれ
- 思い出を一言
- これからの抱負を一言
- 先生に一言
などを一人ずつ言っていこう!となります。
とっさに言葉が浮かんでくる方もいるとは思いますが、順番が回ってくるまでドキドキ、何を言おうか友達の言葉も耳に入ってこないくらい緊張してしまう方もいらっしゃいますよね。
まさに、私がそう!おばさんになった今も変わらない・・・(泣)
これは性格によるもので、多少回を重ねると慣れてくる場合もありますが基本的には変わらないようです。
時間の関係上、前もって動画にとって編集して卒業の日に流すとか、色紙のようなものに一言ずつ書いて先生にプレゼントするとか形は様々ですが、一言メッセージが必要ということに変わりはありません。
卒業メッセージの内容は?
では、どんな言葉を使ってメッセージを伝えればよいのでしょうか。
- 学校での一番の思い出やエピソード(クラス・部活)
- 感謝の言葉
- 新しい生活への抱負
話す順番の上の通り1番~3番に向かって(2、1、3の順番でもOK)伝えます。
上の順番で話すと短くて15秒程度、長くて40秒程度となります。
中学校や高校で3年間、どんな形であってもお世話になったり指導してくれたり、クラスの人なら一緒に協力し合ったりしたはずです。
1番と2番の思い出と感謝の言葉だけでも構いませんが、その後どんな進路に進んでどんな夢を持っているのか、どんなことを頑張りたいのかを付け加えると先生は喜んでくれますよ。
卒業メッセージの例文(先生へ)
○○先生、○年間ありがとうございました。
先生の教える数学はとても分かりやすくて、苦手だったけど頑張ることができました。
特に先生のおっしゃった「○○○○○○」という言葉が印象に残っていて、これからもその言葉を思い出して頑張っていこうと思います。
数学が赤点を脱したのは先生のおかげだと心から思います。
高校へ行っても数学は苦手かもしれませんが、先生が教えてくれたことを思い出して赤点にならないように頑張ります!
○○先生、〇年間ありがとうございました。
修学旅行の時に夜中にいつまでも騒いでいて、先生に怒られたことが一番の思い出です。
あの時はすみませんでした!
楽しすぎてついはしゃぎすぎました。
先生に怒られたことは反省しつつも、あの後コッソリと恋愛相談を○○に聞いてもらったことが二番目の思い出です。因みに○○には恋愛経験がなく失敗に終わりましたが・・・
大学に行って彼女ができた暁には、先生と○○に真っ先に報告します!
卒業メッセージの例文(部活のみんなへ)
僕は陸上で県大会まで勝ち進めたことが一番の思い出です!
朝練がつらくて泣きそうなときもあったけど、陸上部のみんなも一緒に頑張っていたから、最後まで諦めずに頑張ることができました。
失敗した時も「次は絶対いける」とみんなが励ましてくれたから、自分を信じることができました。
これからも色んなことがあると思うけど、仲間が支えてくれたことは一生の宝物です。
本当にありがとう!
これから陸上を続けていくかはまだ決めていませんが、どんな道に進んでもみんなのことを思い出して頑張ります!
成人したら一緒に思い出を語りながら飲もうぜ!
卒業メッセージの例文(クラスのみんなへ)
みんな、高校最後の一年間ありがとう!
そして、卒業おめでとう!
体育祭で優勝したことが、高校最高の思い出です。
あのリレーの逆転劇は最高だったし、みんなと心が一つになった実感がありました。
大学に行って、この先こんな経験はできないかもしれないから大切にしたいと思います。
卒業のメッセージは、長すぎてもいけませんし短すぎても良くないです。
1人が1分話すと35人クラスだと35分、45人クラスだとメッセージだけで45分もかかってしまいますので、大体は15秒から長くても40秒までくらいが平均です。
逆に短すぎて「楽しかったです、みんなのことは忘れません。」などだけだと印象にも残りませんので、一つだけでいいので何か思い出を伝えるといいですね。
失敗エピソードや面白エピソードを交えると、場も和やかになるし記憶にも残っておすすめですよ。
卒業メッセージの短い一言例文
上で紹介したようなメッセージを思いつければ、卒業式当日までに頭に入れておけば、当日慌てたり緊張したりすることもなく過ごせると思います。
しかし、何にも思いつかない・・・という方は、次に紹介します一行の一言例文を上手く組み合わせて考えてみてくださいね。
【汎用】
- 〇年間ありがとうございました。
- たくさんの思い出をありがとうございました。
- みんなのことは絶対に忘れません。
- とても楽しい学校生活でした。
【先生編】
- 先生が担任で良かったです。
- 先生の授業は分かりやすかったです。
- 親身になって相談に乗ってくれてありがとうございました。
- 先生の励ましのおかげで学校にまた通えるようになりました。
- 赤点をとっても見捨てずにいてくれてありがとうございました。
- (苦手な教科)の単位を落とさなかったのは、先生のおかげです。
- 先生の指導で(部活など)優勝できた(成績が取れた)と思っています。
- (先生がお年を召していたら)いつまでも元気で、学校に顔出します!
【友達編】
- みんなと同じクラスで過ごせて最高でした。
- 卒業しても絶対に仲間だよ。
- クラスのみんなと同じ思い出を共有していることは心の支えです。
- 落ち込んでるときに笑わせてくれてありがとう。
- (友達の名前)!数学ではお世話になりました。
- 体育祭(文化祭・合唱祭など)最高だったね。
- 昼食の後の休み時間の○○(遊びの名前など)が楽しくて学校に来てました!
一言例文でもわかるように、エピソードは行事や教科で考えると浮かんできます。
修学旅行・体育祭・文化祭・合唱祭・遠足・課外活動・部活動・部活動の大会など、楽しかったこと、嬉しかったこと、辛かったこと、何か思いつくのではないでしょうか。
恨み節になってはいけませんが、思い出になっていることを思い出してみてくださいね。
卒業メッセージ一言例文のまとめ
以上、卒業式などの時に各々が一言ずつメッセージを先生やクラスのみんなに述べるときの例を紹介しました。
ここに書かれていることがすべてではありません。
一人一人の心の中に違った思い出があるので、人の数だけ卒業メッセージがあることになります。
「間違い」があるとしたら、それは誰かを攻撃したり、誰かに恨みをぶつけることですので、そのような内容でなければどんなメッセージになっても正解ですよ。
卒業式当日までに大体のことを頭に思い描いておけば、当日に焦る必要も緊張する必要もありません。
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