城南宮の梅は、まるで絵画を抜き出したような景色が広がる京都でも人気の高い梅の名所です。
特に京都一といわれる【しだれ梅】が素晴らしく、梅の見頃時期には1日の観光客が9000人を超える日もあるほどのスポットなのです。
この記事では、城南宮の梅の2024年の見頃や開花状況について、また見頃時期に開催される【しだれ梅まつり】について紹介します。
駐車場やアクセス方法も解説していますので、お出かけの参考になさってくださいね。
城南宮の梅2024の見頃
例年の城南宮のしだれ梅の見頃は2月下旬から3月中旬です。
遅咲きに近い梅ですので、一番きれいな見頃時期に訪れたい方は3月上旬あたりにお出かけされることをおすすめします。
3月中旬ごろには梅の花は散り始めるのですが、そのしだれ梅の散った花びらがピンク色の絨毯となり、庭園の緑の苔と相まって、絵画のような美しさ!
城南宮のしだれ梅の見頃時期は、咲き始めよりも散り始めと言えるでしょう。
城南宮の梅2024の開花状況
2024年の城南宮の梅の開花状況に関しましては、京都市観光協会の公式サイトにて京都各地の梅の開花状況が紹介されています。
また、あまりにも美しさにSNSに写真が投稿されることが多いスポットです。
ですので、お出かけ前にSNSをチェックすることによって、しだれ梅の開花状況を知ることができます。
城南宮の梅は、咲き始めと散り始めでは趣が全く違ってきますので、1番良い状態で観賞したい場合は開花状況をチェックしておくことは必須です。
城南宮のしだれ梅まつり2024
同じ時期に約400本の椿が見頃を迎え、しだれ梅とともに城南宮の春のお祭り【しだれ梅と椿まつり】について詳しく解説していきます。
城南宮のしだれ梅まつりの基本情報
■期間:2024年2月18日〜3月22日
■場所:城南宮神苑
■拝観時間:9:00~16:30(受付は16時まで)
■拝観料:大人(中学生以上)1,000円、小学生600円
城南宮のしだれ梅と椿まつりは、城南宮神苑で開催されています。
神苑内では飲食をすることができません。
また、しだれ梅が見事で写真撮影をされる方がほとんどだと思いますが、撮影時に三脚や自撮り棒などが使用できないことになっていますのでご注意くださいね。
城南宮のしだれ梅
城南宮のしだれ梅は約150本あり、あたりをピンク色に染めあげます。
城南宮に咲くしだれ梅は、まさに城南宮の主役。
梅の花といえば小さく小ぶりのものが多く、華やかさという点では桜に負けてしまうところがありますが、城南宮のしだれ梅の見頃時期は咲き誇った桜にも引き取らないほどの華やかさがあります。
この景色を写真に撮らないなんて考えられないほどの美しさで、京都で梅を楽しむなら城南宮は外せないと言っても過言ではありません。
城南宮しだれ梅と椿まつり2024
2024年のしだれ梅と椿まつりは2月18日〜3月22日までです。
城南宮の【しだれ梅と椿まつり】では毎年様々な催しが行われて、多くの梅や椿を楽しむ観光客で賑わいます。
どのような催しが行われているかについては以下の通りです。
■梅が枝神楽:巫女さんが梅の枝を持って神楽を舞う(平日 午前10時 土日祝 午前10時と午後3時)
初穂料1,000円で【梅の花守り】が特別授与
■慶樹園の植木市:しだれ梅や椿、サザンカ、金木犀、黒松の盆栽などの植木市(出店日のみ・詳しい日程は公式ホームページに記載されています)
■名物『椿餅 』の販売:平安時代に貴族の邸宅で振舞われたお菓子【椿餅】が販売されます(出店日のみ・詳しい日程は公式ホームページに記載されています)
■記念品販売:手ぬぐい・クリアファイル・御朱印帳入れ・写真集・ハガキなどの販売があります。
しだれ梅限定御朱印帳
京都市伏見区に鎮座する城南宮は息長帯日売命(神功皇后)と八千歳神(大国主命)、国常立尊が御祭神の『方除の大社』です。
— 綾幸 (@_AYAYUKI_) January 26, 2019
栞付きのオリジナル御朱印帳に御朱印を頂きました。
神苑の白梅が少しだけ咲いていました。#城南宮#神社#御朱印#神苑#京都#伏見区 #そうだ京都行こう pic.twitter.com/dT0D6PxH7v
「しだれ梅」をあしらった友禅和紙の御朱印帳で、一冊1,600円で昨年12月より販売が始まっています。
御朱印をいただく場合は、別途300円が必要ですが、しだれ梅の華やかだけど上品な御朱印帳で、記念に欲しくなっちゃいますね。
城南宮の梅2024のライトアップ
城南宮では、しだれ梅と椿まつりの期間中の夜間に昨年(2023年)初めてライトアップが開催されています(過去にテレビ局が入っての撮影はあり)。
2024年は2024年1月末現在、ライトアップの情報はありません。
2023年は3月1日(水)~5日(日)の開催されたので、今後案内が出るかもしれません。
夜は城南宮の夜間特別拝観。梅苑の枝垂れ梅がライトアップされていて月の光もあり、とても幻想的でした。梅の香りも良きかな☺ランタンの貸出もあり、最初は赤。一周してランタン返しに行ったら、担当者さんが違う色で周周れますよって言って下さり違う色のランタン借り再び周回 pic.twitter.com/U9iu3oUvpa
— 🌸花手鞠(極)🌸2024🎍🌅🗻🦅🍆⛩️👘🪁 (@sakura1339) March 15, 2023
城南宮の梅2024の梅の種類
城南宮の梅はしだれ梅で、約150本の白やピンクのしだれ梅が見事に咲き誇ります。
しだれ梅は「呉服枝垂」「緋の司枝垂」「緑萼枝垂」など12種類ほどあるようですが、城南宮のしだれ梅がどの種類のものかはわかりませんでした。
白やピンクのしだれ梅が咲きますので、数種類のしだれ梅が楽しめ、色が違うことでグラデーションも美しいです。
城南宮の梅2024に駐車場はある?
城南宮の公式ホームページでは、しだれ梅と椿まつりの期間中は大変混雑するため、公共交通機関を使うように推奨されています。
京都は国内外の観光客で基本的にいつも道路は混雑気味ですので、電車利用ができる方はその方がいいかもしれません。
が、車で行く事情がある方もいらっしゃると思います。
城南宮には参拝者用の駐車場が200台分用意されますが、梅が見頃の休日は満車になってしまい停めることは難しくなります。
その場合は近くにコインパーキングがいくつかありますので、そちらを利用することになりますが、そちらも混雑が予想できますよね。
運もありますが、停める場所が見つからず駐車場探しに時間を費やしてしまうことにもなりかねません。
そんな場合は、駐車場予約サービス【akippa(あきっぱ!)】 が便利ですよ!
城南宮の梅2024のアクセス
電車を利用して城南宮に行く場合の最寄り駅は京都市営地下鉄・近鉄「竹田駅」で徒歩15分です。
徒歩15分となると歩ける距離ではありますが、人によっては遠く感じることもあると思います。
最寄り駅である竹田駅からはバスを利用することもできますので、歩くことに不安のある方はバスを利用ししてくださいね。
また、遠方から来られる方は竹田駅まで来なくてもJR京都駅からバスが出ています。
ただし運行本数が1時間に1本程度となっていますので、利用をお考えの方は時刻表などを確認してくださいね。
城南宮のしだれ梅2024のまとめ
以上、京都にある城南宮のしだれ梅について紹介しました。
写真を見てもお分かりのように、誰もが想像する梅林とは全く違う趣の、まるで絵画のようなしだれ梅の景色が広がります。
園内は梅の甘い香りに包まれ、しだれ梅の白やピンクと椿の赤、苔の緑の見事なコントラストが訪れる人を楽しませてくれます。
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