私は散歩や公園巡りをすることが多いのですが、その際に必ず麦茶を持っていきます。水分補給は大切ですからね!
夏場だけでなく冬であっても、お出かけに欠かせない麦茶を持参します。今ではペットボトルなどで様々な種類の麦茶が手軽に飲めるようになりましたが、すべて買っていると不経済です。
麦茶は自宅でやかんで簡単に作れ、そのほうが経済的ということで自宅で麦茶を作る方は多いと思いますし、ペットボトルを毎回買うよりコストも落とせてゴミも減らす事ができますよね。
でも、こんな疑問がありますよね。
ペットボトルには賞味期限が書いてるけど、自分で作った麦茶はいつまで安全に飲めるの?
この記事では、自宅で作った麦茶は冷蔵庫で何日くらいもつのか、麦茶の賞味期限や保存方法などをまとめましたので、参考になさってくださいね。
作った麦茶は冷蔵庫で何日もつ?
作った麦茶は、作った後すぐに冷まして冷蔵庫に入れた場合で2日~3日です。
もしも、作った後にすぐに冷まさずに放置したり半日程度常温で置いておいたものは1日~2日程度と短くなります。※夏場にエアコンの効いていない室内ですともっと短くなると考えてくださいね。
麦茶は沸騰させて作った場合でも、冷めていく過程から腐敗の方向へ進んでいますので、早く冷蔵庫に入れることが少しでも長持ちさせるポイントです。
何年も麦茶を作った経験のある主婦ですが、何度か腐らせたことがあるのよね(>_<)
夏の夜に麦茶を作ったのに冷蔵庫に入れるのを忘れて寝てしまった時は(エアコンの効いていない部屋に置いていたため)朝には微妙な味がしていて、慌てて冷蔵庫に入れましたが夕方には味が変わったので捨ててしまいました。
作った後、すぐに流水などで冷まして冷蔵庫に入れた場合でも2日~3日と思ったよりも短いので早く飲み切るようにしてくださいね。
2日~3日と幅があるのは、夏場なのか冬なのかによっても誤差が出ますし、冷蔵庫のドアポケットに立てて入れている場合は、中に寝かせて入れている場合と比べて温度が変わりやすく傷みやすいですし、冷蔵庫の開け閉めが多い場合も傷みやすくなります。
麦茶パックと作った麦茶の賞味期限
麦茶のパックや麦の状態ですと開封後は早めに使い切ることが推奨されていますので、夏でしたらひと夏の間には使い切るようにしたいです(メーカーで賞味期限が12か月程度に設定)。
毎日作っていると、1ヶ月程でなくなってしまいますよ。
パックの状態のものでしたら、特に冷蔵庫などに入れておく必要はないので冷暗所に置くようにしてください。
ただ、麦茶には殺菌効果があるような物質が含まれていない為に傷みやすいという特徴があるので、先にも説明した通り作った麦茶は直ぐに冷まして冷蔵庫に入れて2日~3日中には飲み切ってしまってください。
我が家では麦茶パックや丸粒麦茶で煮出して作っていますが、直ぐに流水で冷まして容器に移し替えて翌日中に飲んでいます。
家族みんなで飲むので余ることは滅多にありませんが、余ってしまった場合は勿体ないですが捨てています。
麦茶が傷みやすい理由
麦茶の原料である大麦には糖質、デンプン質、タンパク質等が含まれていて、デンプン質が麦茶に溶け出すことで細菌が繫殖しやすいという特徴があります。
デンプンは、菌にとって大好物のエサなのです~~
さらに、緑茶や紅茶・ウーロン茶などと違って抗菌作用の含まれる「カテキン」も含まれていないため、腐りやすい傾向があります。
カテキンに殺菌効果があるのは有名よね!
細菌の多くは30℃〜50℃で活発に繁殖すると言われていますので、常温で長い間持ち歩かないようするなどの注意も必要です。
最近の夏は異常な暑さなので、お子さんの水筒に入れる麦茶は冷やしたものを保冷の水筒に入れてあげるようにすると安心です。
麦茶の保存方法
次に、美味しく作った麦茶を保存する時のポイントをご紹介します。
少し面倒に感じるかもしれませんが、きちんと殺菌して麦茶を自宅で作りたい方は試してみてくださいね。
※麦茶の消費が早く、1日にやかんで2・3回分作る方は、ここまで徹底しなくても麦茶が急速に傷んでしまうことはありません。
容器を殺菌・消毒してから使用する
容器が汚れていると細菌が繁殖しやすくなるので、麦茶を入れる前によく洗い、熱湯消毒またはアルコール消毒をしておきましょう。
わが家は、洗った容器を「パストリーゼ77」というアルコール除菌スプレーで消毒しています。
口に入っても大丈夫な消毒スプレーなので、食品直接噴霧OKなので簡単に使えてめちゃくちゃ便利なんです!
煮出した麦茶は粗熱を取ってから冷蔵庫で保存する
煮出して作った麦茶をすぐに冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が高くなり他の食品が傷んでしまう可能性が高くなります。
十分に粗熱が取れてから冷蔵庫で冷やすようにしましょうね。
飲むとき以外はすぐに冷蔵庫に入れる
先ほど麦茶が傷みやすい温度の説明をしましたが、反対に冷蔵庫内の温度(10度以下)では菌の増殖を遅延させる事ができます。
なので、常温になる前に冷蔵庫に入れるようにしましょう。
また、一度口につけたものはそこから細菌が湧くので、取っておかずにすぐ飲むよう心がけましょう。
ペットボトルの翌日持越しは、雑菌が増えて良くないです(>_<)
\オシャレな麦茶ボトルなら、そのままお客さんにお出ししてもカッコイイですね!/
麦茶の水出しと煮出しの違い
麦茶を水出しで作った場合と煮出して作った場合とでは、どんな違いがあるのでしょうか?ここではそれぞれの特徴をご紹介していきます。
●水出しから作った場合
煮出しに比べると少し風味が落ちてしまいますが、冷蔵庫で一晩くらい冷やしておけば出来上がるので簡単に誰でも作ることができます。
●煮出して作った場合
水出しで作るよりは少し手間がかかりますが、より美味しく作れ、麦茶の香り・風味をより強く感じることができます。
また一旦煮沸していることで、殺菌効果が高くなります。
麦茶を飲むメリットとデメリット
ここまで作った麦茶が冷蔵庫で何日くらい持つのかや、賞味期限・保存方法などを解説してきましたが、そもそも何故麦茶が良いといわれているのでしょうか?
夏になると「夏には麦茶!」というCMも流れていますよね。
そこでなぜ夏に麦茶が進められるのか、「夏と言ったら麦茶」のようなイメージがあるのかについてメリットとデメリットを解説していきます。
麦茶のメリット
麦茶の原料の大麦には、火照った身体を冷やしてくれる効果があるんです。
成分に含まれるカリウムには利尿作用があり、ミネラルには夏バテ防止や疲労回復に効果がある上、カフェインが含まれていないので、小さなお子様や妊婦さんなどにもおすすめの飲み物といえます。
私も実際にカフェインを気にしていた時期がありましたが、麦茶は毎日飲んでいました。
緑茶や紅茶はカフェインが含まれているので、夜眠りにくくなったり心配もありますが、麦茶はその心配がないので助けられました。
麦茶のデメリット
麦茶を飲むことによるデメリットはありません。デメリットがないので、昔からこんなに多くの人に飲まれ続けているのですね。
飲むときの注意点としては、冷やした麦茶を大量に飲むと、身体を冷やしすぎてしまうため注意が必要です。
また、先ほど挙げたように腐りやすいので、夏場は特に長時間持ち歩かないようにしないといけません。
作った麦茶は冷蔵庫で何日もつのかについてのまとめ
以上、自宅で作った麦茶は冷蔵庫で何日もつのかについて解説しました。
麦茶は沸騰させて作った場合でも、冷めていく過程から腐敗の方向へ進んでいますので早く冷蔵庫に入れることが少しでも長持ちさせるポイントです。
すぐに冷蔵庫に入れた場合でも2日~3日中に飲み切るようにしましょう。
賞味期限に幅があるのは、冷蔵庫に入れるまでの時間や室温、冷凍庫の開け閉めの回数などにも影響されるからです。
また、麦茶を飲むことで、身体に嬉しい効果があることもご理解いただけたかと思います。
麦茶は自宅でも簡単に作れますし、ミネラルによる夏バテ防止や疲労回復に効果もありますので、経済的なことを考えても自宅で作った麦茶がおすすめです。
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