旅行が好きで良く行かれる方や出張が多くてホテル滞在を良くされる方は、ベッドバグに要注意です。
ベッドバグとは、トコジラミ(南京虫)のこと。
シラミと言えば、頭じらみや毛じらみもありますが、このトコジラミが一番厄介だと思います。
滞在するホテルにトコジラミが隠れている場合もありますので、用心する方はベッドに横になる前にチェックするといいですよ。
この記事では、ホテルで使えるトコジラミの対策スプレーがどこに売っているのか紹介します。
2023年12月現在、韓国でトコジラミが発生、騒ぎとなっていますので、韓国旅行へ行かれる方は特に注意してくださいね!
トコジラミとは
トコジラミとは、約5ミリメートルの茶色いカメムシのような形をしている虫で、明るいうちはベッドの裏や家具の隙間、柱の割れ目などに隠れていて、夜の寝静まったころに出てきて、ヒトの皮膚を刺して吸血します。
刺されると赤くなり、強いかゆみがあります。
かゆみは1週間から2週間ほど続いて、そのかゆみは蚊に刺される何倍も強いのです。
皮膚科に行くとお薬をいただけますので、もしかしたら?と思ったらお医者さんに行くのが早く治す方法です。
トコジラミがホテルにいるって本当?
トコジラミは人を介して広がっていくので、人がいるところであればどこでもいる可能性があります。
特にホテルは不特定多数の人が利用するので、いる確率がどうしても高くなり、ベッドやマットレス、枕、カーテン、カーペットなどに潜んでいることが多く、ホテルの部屋中どこにでもいる可能性が出てきてしまいます。
特に人間の血を吸うため、ベッド周辺にいることが多いようです。
ホテルの清掃員が清掃中はマットの裏に移動して見つからないように身を潜めているのです。
ホテルの口コミなどで、トコジラミが発生していないか確認することは、ホテルを決める一つの基準になりますね。清掃が行き届いているのか一つの目安にはなります。
ですが、それだけでは万全ではありません。
自分の前に宿泊した人が持っていたという可能性もあるのです。
一度見つかると、そのトコジラミが人を介して、その人の自宅や次に滞在するホテルへと移動していき、繫殖力が強いことから爆発的に広がってしまうこともあります。
とりあえず出来ることは、ホテルに到着したらベッドの四隅をチェックすること。
シーツをめくってマットレスを確認することと、対策スプレー持参して見つけたら噴射します。
1匹見つけたら他にもいるかもしれませんので、ホテルの部屋を変えてもらうといいですよ。
トコジラミ対策スプレーはどこで売ってる?
トコジラミ対策スプレーはドラッグストアで購入することができます。
ただ、小さいお店だと置いていない、売り切れているなどの可能性もありますので、旅行などに行かれる際に小さめのものを携帯しても良いかもしれません。
ゴキブリとトコジラミの殺虫剤は同じであるようですが、マダニとは異なります。
トコジラミの繫殖力はとてつもなく、1日に3~6個産み、一週間程度で孵化、生涯にわたって200個から500個の卵を産み付けるそうです。
もしも、自宅に持ち帰ってしまったら数日後には家中トコジラミだらけという事になってしまうかもしれない、恐ろしい害虫です。
トコジラミは古いホテルにいる?
トコジラミが繫殖してしまうホテルや旅館、場所は、新しい古いの関係がありません。
そこに隠れる暖かい場所があり、エサ(人を吸血する)があればどこにでも繫殖します。
新しいホテルだから大丈夫という事は言えなくて、しっかりとトコジラミの対策と清掃がされているホテルでは繫殖しにくいと言えるだけです。
もしも、どこかのホテルで家族の誰かが持って帰ってしまったら、例え新築のお家であってもトコジラミは繫殖してしまいます。
韓国でトコジラミがやばい?
どこの国でも発生する可能性は秘めていますが、記事執筆時点2023年12月では、韓国で発生件数がどんどん増えていて社会問題になっています。
韓国語でトコジラミは「ビンデ」というので、「ビンデミック」と報じられているそうです。
一旦増えてしまうと本格的な駆除が必要となり、費用の面でも大変なものとなってしまいます。
韓国旅行の計画がある方は、十分に注意してくださいね。
ベッドにトコジラミがいた場合、刺されるだけでなく、パジャマや洋服にくっついて、スーツケースに紛れ込む場合もあるので、ベッドの上で物を広げないなどの工夫も必要かもしれません。
ホテルで使えるトコジラミ対策スプレーのまとめ
以上、ホテルで使えるトコジラミ対策スプレーがどこで売ってるのか解説しました。
小さな虫ですが、大変な被害(損害)をもたらす害虫です。
ゴキブリの方が可愛いもんです。
海外旅行や国内旅行、出張などでホテルに宿泊する機会が多い方は、できる対策はした方が安心できますね。
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